2019/2/27 一部追記

先週から今週に掛けて雨ブルベが続いてるようで、ツイッターのタイムライン上でも雨対策をどうするか賑わっております。

自身も去年の伊勢1000(眠気でDNF)や先週の サッタ峠400(雨天完走)を走った上で、
ほぼ完璧とも言える雨対策ができあがってるので一度ブログでまとめてみてもいいかなと思って、久々に走行記録以外のブログ記事を作ってみました。

なお、基本的な装備はiwan氏の雨対策を参考にしております。
氏のブログは本当に眼から鱗な 知識に溢れており大先輩としても尊敬しております。
iwanの自転車日記 ブルベの雨対策
→足、パンツ、ウェアはこの方を参考とさせていただいております。

・手の防水
防湿透水透湿防水テムレス+軍手+100均の化粧用パフ
(2017/4/11修正しました・・・水を通してどーするんだよorz)
上記の組み合わせが最強です。
気温0℃でも大丈夫。
4時間くらいで蒸れを感じ始めますが、コンビニで軍手を交換すればOK
防寒テムレスもありますが、よっぽどの極寒出ない限りは防水透湿で大丈夫です。
ジャージタイプはNGです(ジャージ部分から水を吸い込んで浸水します)
化粧用パフでクッション性も完璧です。
軍手をインナーとして仕込むので、ワンサイズ大きめを買っておくのが吉だと思います。


・足の防水
レインシューズカバー

ビニールシューズカバー
が最強です。詳しくはiwan氏のレビューを参照
追加のポイントは以下です。
"ビニールシューズカバーのかかと付近をガムテで補強する" ←歩行時に破けるのを対策
"シューズ裏側の通気口を防ぐ"


あと、こちらも4,5時間くらいでビニールシューズカバーの内側に結露ができ始めます。
その時、手の防水で使ってる軍手で内側を拭き拭きします。
拭き終わって濡れた軍手はポイです(ついでに汚れたリムとか拭いてもいいです)

・ウェア
ファイントラックス エバーブレスフォトン

モンベルGORE-TEXサイクルレインパンツ
の組み合わせが最高です。
これもiwan氏のパクリです。

これで伊勢1000はかなりの雨量だった名古屋区間も浸水なし
先週の気温0℃の雨の中でも浸水なし&寒さはほとんど感じず
と、防寒としても効果は非常に高いです。

個人的には雨装備はこれ以上のものはないと思います。

あ、後輪のフェンダーも必要ですよ。
後ろからの跳ね上げがウェアとパンツの間に染み込んでいきますので。
自分はオルトリーブ&ASSセイバーか、
WOHOのフェンダー を利用してます

基本的に雨はキライで走りたくはありませんが、
不退転の決意を以て走らざるを得ないときは上記の装備を持っていってます。

最後に改めて素晴らしいアイデアを公開して頂いているiwan氏に感謝いたします。

・番外
ブレーキシューは

SWISS STOP(スイスストップ) FLASH PRO BXP

を使用しています。
晴天時に比べての雨天時の制動力の変わらなさはトップクラスではないかと思います。
難点は雨天時の減りが半端ないというところでしょうか。
まぁ600くらいまでならずっと雨でもたぶん大丈夫です(アオバの冷川600で大丈夫だった)
1000を超えると予備を持ったほうがいいと思います。
あとは、ちょっとお値段高いです・・・

・番外其のに
アイウェアが濡れると視界が悪くなってしまうので雨天は掛けないという方がいらっしゃいます。
その時はつば付きの帽子を被ってください。
当然つばを前にして。
これだけで前方の視界は確保できます。
濡れちゃったら軍手で拭いてください。
軍手が濡れちゃったらコンビニで交換してくさい。

・沖縄600の雨で得た知見 ’19/2/27
 足の防水は外からの雨はほぼ完璧に防いでくれますが、汗による蒸れはなかなか完璧に防ぐことは難しいです。
こまめに結露を防いでいけばいいのですがきっついコースプロファイルだとそうもいきません。
そこで今回は1日目がずーーーっと雨だった2019BRM224沖縄600で得た知見を展開します。

足の裏は汗でふやけてしまうとそこが擦れに弱くなってしまって痛みがでてくるのは皆さん経験があると思います。(個人差があるのでそんなの気にせず走れちゃうよって人もいるでしょう)
そこで、オススメするのがAction Sport Corp.さんのProtectJ1です。
これは塗ると皮膚の表面にバリアを形成して、擦れなどに強くなるクリームです。
本来は運動を始める前に塗っておくものですが、足の裏がふやけて痛くなった場合、後から塗ってもかなり痛みを軽減することができました。
もちろん、予め塗っておけばより効果的なのは言うまでもないでしょう。
あと気をつけるのは塗った後、バリアが形成されるまで5分ほどかかるとのことなので、ここは我慢して待ちましょう。
それでは皆さん、快適な雨天ライドを!