前回からのつづき(2日目~ゴール)です

前回からだいぶ日が空いちゃってしまいました。
というか、ビワイチの記事を書こうかと思ってアクセスしたら、
そーいや宗谷600まだ終わってないじゃん! と気がついて慌てて書いている次第であります。

さて、ホテルの仮眠から目が冷めたのは2時半頃。
いつも通りの準備に加えて極寒が予想されたのでストッキングと軍手をプラスアルファ。
結果的にはこれが大正解で指ぬき手袋だけだと確実にかじかんでいたでしょうね。
雨天時に寒冷時にと大活躍です。



周りは既に薄っすらと明るくなってきてるのですが、明るくなるにしたがって更に気温が下がっていって行先には何やらモヤもかかってます。


幸いなことにモヤに飲み込まれることはなかったんですが、それでもちょっとキツイなと思うくらいには寒くなってきました。空はすっきり晴れているので放射冷却でガツンと冷やされてるんでしょうね。


ちょっとこれは寒すぎるなぁとサイコンの気温計をみたら3.8℃!
完全に冬じゃないですか!

先行していたばっきーさんやPIPIさんによれば正直ヤバイくらいの寒さだったとのことで、自分も軍手&ストッキングと防寒をしっかりしてなかったらDNF・・・とまではいきませんけどペースがガタガタになっていた可能性はあるかもですね。


道中にはこんな感じのスノーシェッド?の下にちっこい休憩所的なトイレスペースもあって、中はそれなりに暖かかったそうです。ちょうど通り過ぎた時にも二人ほどビバークしてました。



ほぼほぼ日が開けてくるとモヤも晴れていってまた素晴らしい景色を見させてくれます。

さて、そんなこんなでPCでもあり仮眠所でもあるスポーツセンターにはAM5:20ごろに到着です。
制限時間の1時間くらい前の到着でうまくいけばここでPIPIさんに合流かな~?と思ってたんですが、仮眠所の寒さに耐えかねてPIPIさんもばっきーさんも既にリスタートしてしまったようです。

特にお腹も減ってなかったのでバナナと水だけ補給していると仮眠から起きてきたK井さんに会えました。今回、ほとんど会えていなかったんですが、堅調に走っているようでなによりです。

さて、ここから名寄のPCまで132kmちょい。一気に行くのはとてもじゃないけど無理なので、黒いお蕎麦で有名な音威子府までを目指します。

すっかり夜が明けてだんだんと日差しが強くなっていきます。





そう段々と・・・段々と日が高くなってきて・・・あちい!
いや風は冷たいんですがとにかく日差しがキツイ。北海道の夏の日差しはヤバイよと聞いていたんですが、まだまだ朝方だというのこの日差しはなかなか耐え難いものがあります。

流石に耐えかねて50kmほど進んだところで道の駅なかがわ が見えたので緊急PITIN!
コーラをガブ飲みして体の中から冷やしてホット一息。
と同じく休憩していたばっきーさんと再会できました。
ばっきーさんもこの暑さの中で耐えきれずに休んでたようでして、ここからはまた一緒に走らせて貰うことに。
正直、ちょっぴり眠気もあったので誰かと一緒におしゃべりしながら走るのはほんとにありがたいです。


そんなこんなで走っていると、段々と白い花が満開なそば畑が見えてきました。



いやぁ、北海道はひとつひとつがスケールでかいですねぇ!


1時間ちょい走ったところで音威子府駅に到着!


さあて蕎麦でも食べますかー! と言いたいところなんですが、開店までたっぷり40分ほどあります。
それでも何人か開店待ちしている方がいるみたいでほんとに人気の高さが伺えますね。
さすがに開店までぼーっと待ってるのもアレなので先に進むことに。


そのちょい先にあった道の駅ではPIPIさんが眠気にやられて休憩してたようで、その先のコンビニでも補給した後のリスタートでちょうど合うことができました。まあその後はぴゅーっと走っていったようでまた見えなくなってしまいましたが。
とりあえず補給せねば ということでコンビニで買ったのは蕎麦!
音威子府で蕎麦は食ったぞ! と謎の達成感を得てリスタートしたのでした。



ここからいよいよ気温が耐え難い状況になっていって、ついにはサイコン計測で30℃を突破!
気温差が30℃に届きそうな感じですよ・・・さっきのコンビニでも水を被って冷却しないとやってられないくらいになってきました。


こーなるともうペースはガタ落ちになるわけで暑さの中やってられん!とばかりに道の駅に逃げ込みます。
いやぁソフトクリームが美味いのなんの。


そしてばっきーさんもかなり眠気にやられていたらしく、
ここで一眠りしていくということで単独走行でいくことになりました。





いやぁ、ほんっといい天気です。
いい天気すぎてサイコンの気温計がヤバイことになってますね/(^o^)\


まぁ、2日目だしPCの制限時間ぎりぎりでもいいやーってことでのんびーり行きます。
そんなこんなで名寄のPC5 セブンイレブンには13時ごろに到着です。
ちょうどPIPIさんが駐車場の影に座ってお昼ご飯を食べてましたが、自分はこの暑さの中で外で食べるのはきついなぁということで、折り返してすぐのところにあるセイコーマートでお昼ご飯です。
と、いうわけで初のセコマ豚丼! いやぁこれまた美味しいですね。北海道はなんでこんなに食べるものがみんな美味しいんでしょうね。


さて、ここからPC6まで100kmちょいあるんですが、コンビニがなく、お店も所々にあるくらいといことでお水をボトルに満載し、補給食もいっぱい買っての再出発です!
ばっきーさんとは折返しの橋でスライドでした。
かなり眠そうにしていたのが完全復活しているようで一安心です

さて、ここから先がこの宗谷600の唯一の峠 名寄峠までの6kmほどの登り。標高差は350mくらいでしょうか。
そしてここが眠気MAXなところでした。
ふつーならパワーがかかるところなので目が覚めるはずなんですが、それ以上の睡魔が襲ってきて気がついたら蛇行している始末。
さすがにヤバイなと実感できたのでメイタンCCでカフェインを注入です。ここまで1週間ほどカフェイン断ちをしてきたので効果はてきめん。それまで眠気でパワーを出してなかったこともあって名寄峠はなんだか鼻歌混じりに駆け上がることができました!



ところが宗谷600の最難関区間はここから始まったのでした。
そう、雪国特有の道路の継ぎ目のような段差です。

これは冬の寒暖差によってアスファルトが膨張縮小を繰り返すことによってできちゃうものらしく、自動車にすればほんのちょっとの溝のようなものなんでしょうけど、ロードの細く硬いタイヤではもろに手足尻に振動がきちゃうのです。
これが嫌になるくらい等間隔でさらに次のPCまで延々と続くのです・・・
継ぎ目になるたびにペダリングをちょいやめて抜重してなんて繰り返すもんですからペースがガタガタ。
いやほんときつかったです。

きつくなったら休憩だ!ということでちょっとした景勝地が現れたら即停車です笑



こんなあんまり撮っても意味のない標識なんかもバンバン撮っちゃいます!


終わることのない段差地獄を耐えつつ走っていると、また蕎麦畑が多くなってきます。
音威子府も蕎麦が有名ですが、それ以上に有名な幌加内に入ったようです。




段々と影が長くなってきてそろそろお腹が減ってきたなー、そいや音威子府でも蕎麦を食いっぱぐれたんだよなーと頭がよぎると頭の中はもう蕎麦モードで蕎麦以外受け付けられない体となってしまいます。


幌加内の街まで残り数キロ、時間は16時ちょい。これならよゆーで店に入れるでしょ~と見かけた蕎麦屋さんは無情にもClose・・・ちょうど店員さんが出てきたみたいで聞いたら蕎麦がなくなっちゃいましたーとのこと・・・お、おう・・・

それでも蕎麦、そば、SOBA!頭の中は蕎麦でいっぱいなところで見かけたのがコチラ!
・・・中華そばでした。


まぁ、美味しかったんですけどね、いいんですけどね。ソバ・・・
と後ろ髪惹かれまくりだったんですけど、最後のPCに向けて走りだすのでした。

それからも蕎麦畑が続いて、あぁ俺が食べれなかったのに蕎麦畑はいっぱいなんだなーとか意味不明なことを考えながら走ってました



いよいよ日が暮れ始めてナイトライドの始まりかなーとか、この雄大な景色ももう終わりだなーとか、かったるいからちんたら走ろうかなーとか思ってたところで・・・


K井さんが颯爽と抜いて行きました! お! これはついて行かないと ということでなんか現金な感じでペースアップしちゃいました笑



そこからおしゃべりしつつ、あっという間に最終PCに到着!
ネットを確認すると、PIPIさんはけっこー前にリスタートした模様で、もう追いつけないかなといった感じ。ばっきーさんはほんのちょい後ろを走っているようで、しばらく待っていれば最後はR東京パックでゴールかなーといった感じなので晩御飯を食べつつまったりとしたひととき。

だとよかったんですが、ここのPCはやたらと虫が多くて、羽虫が嫌いな自分にとってはもう地獄のようでした!
おまけにせっかく買ったサバスのミルクプロテインに虫がダイブしちゃうし! 気合の入った人なら構わず飲むのかもしれませんが、私は無理です。未だに落ちたパンを食べることもできませんしね!
とまあ意味不明な喚きは置いといて、しばらくまったりしていたらばっきーさん到着!

さぁ、残り40km弱。残り時間もたっぷりということで、ここからはもうパレードランみたいなモンです。道中の思い出やらなにやら語りながら走り続けます。


途中、寒くなってきてウィンドブレーカーを着込んだりとちょっとだけ止まりましたけど、ほぼノンストップで38時間ぶりくらいに戻ってまいりましたよ滝川ふれあいの里。

そして、無事にゴール!
そして、日本本土最北端到達証明書もいただきました!

いやぁ、今年最大の目標が達成できたのでほんとほっとしました。
応援してくださった皆さん、AJ北海道のスタッフの皆さん、一緒に走ってくれた皆さん
本当にありがとうございました&お疲れ様でした!

ゴール後はホテルに戻って・・・


ぷはーってなもんですよ
疲れ切った体にそっこーで酔いが回る感触を楽しみつつ意識が飛ぶのでした。

BRM805 宗谷600 完走

気が向いたら4日目の観光ライドを書こうかな~